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物件の退出と原状回復費用

レンタルビデオショップで借りてきたビデオテープなどと同じように、賃貸物件は、借りものの住まいですから、その建物や設備、備品などが必ずしも新品のコンディションであるとは限らないという特徴があります。
もちろん、そういった問題は、中古の購入物件などにも存在することになります。
ただし、賃貸住宅の場合、入居や退出をする際のハードルが低く、軽いフットワークで移転することが可能になることから、短期的に利用する消費者の割り合いが高くなり、数多くの人々が入れ替わり立ち替わり入居することになる傾向が強いようです。
そのような事情から、必然的に、設備やアイテムが故障したり、損傷したりするリスクが高くなると考えられます。
そのように、新築の物件を借用するのでない場合には、入居した当初に、壁や天井、柱、床などについているキズやへこみ、汚れ、空いている穴、故障したり、損傷したりしている設備や備品などが無いか、入念にチェックしておくことが大切なファクターになります。
そして、もしも、そのような部分があった場合には、その時の状態を家主や管理会社のスタッフに報告して、確認してもらうことをおすすめ致します。
また、後から「言った」、「言わない」などといったトラブルが起こることを想定して、撮影した年月日の記録されるタイプのカメラで写真をとっておくと、証拠として有効活用することが出来ると思われます。
それらの報告や写真などは、物件を退出する際、無駄なコストやエネルギー、時間を消耗しないで済ませるために、有効に機能することと考えられます。
その種の物件を退去する際には、退出する予定日の一か月前までに、物件の管理者へ申し出ることが必要不可欠なファクターになるようです。
そして、そちらの申告をした日から、退去予定日までの間に物件を退出し、その後に、部屋の中の様子などを、貸主と借主が立ち会いのもとで、現場確認することが必要となるケースが多いそうです。
そちらのチェックをする際には、入居した当時から、新しくつけられたキズやへこみ、よごれ、穴、新たに発生した設備や機器の故障、損傷などが確認され、それらの部分を原状回復させるための費用が、借主に対して請求される運びとなります。
その時に、入居当初から存在した不良箇所についてまで原状回復費用を請求されるリスクを防ぐために、先程述べたような報告や、写真などの証拠が役に立ってくるという訳です。

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